今回は、実際に私たちが車を買った経験から、
オーストラリアで車を購入する際に気を付けるべきこと、注意点、アドバイスをお伝えしようと思います。車を購入予定の方はぜひ参考にして頂けたらと思います。
オーストラリアで車を買うときの流れ
車を見つける
オーストラリアでは個人間で車を売買するのが一般的です。車はオーストラリアのサイトGumtreeやFacebookのMarket Placeなどで探すことが出来ます。もしくは、友達や知り合いから情報を集めたり、道路に止めてあるSALEの車に連絡したり、町の掲示板に広告を見たりと、様々な方法があります。
〈POINT〉
・車種はオーストラリアの会社Holdenか日本のToyotaがおすすめ。
理由は不具合が起きても、すぐに比較的安くに修理ができるから。
オーストラリアで見かける車は、圧倒的にToyotaの車が多い。
他にもHondaやNissanなどの日本の車種はよく見かける。
・走行距離はあまりあてにならない。
オーストラリアは土地が広く、車で長距離を移動する人も少なくない。
そのため、だいたいどの車でも20万キロを超えている。
30万キロや40万キロ走っても、まだ普通に動いている車もある。
・ナンバープレートが分かるのなら、履歴をチェックしよう。
州のServiceホームページのrego checkというところから
無料で簡単に検索でき、いつまでregoが登録されているのか分かる。
過去の履歴を見たい場合は有料だが、20ドルほどなので、
車を購入すると決める前に最終チェックで見るのも良いと思う。
・regoがなるべく長い車がオススメ。
rego(レジョ)とはregistration(登録)のことである。半年か1年間の
どちらかを選んで先払いする。regoを登録もしくは更新するためには、
pinkslipと呼ばれる車両検査証が必要。(州によって違う)
regoの更新
車を整備工場へ持って行き、車検してもらう。
➡走行に問題が無ければpinkslipがもらえる。
(問題があれば、修理しないともらえない。)
➡強制保険と更新手数料と税金を払って完了。
(窓口でもネットからでもできる)
インスペクション(試乗)する
買いたい車が見つかったら、売り手に連絡し、インスぺをする。
〈POINT〉
・車に詳しい人に付き添ってもらおう。
車についてあまり分からない状態で行っても、何を見ていいか
分からず、売り手にも甘く見られやすい。
付き添ってもらうことが難しいなら、
どこを見たらいいか事前に聞いたり、メモしたりする。
・遠慮しない
ブレーキがちゃんと効くのか、ハンドルは曲がってないか、ライトや窓や鍵や
内装やタイヤ、エンジン、エアコン、オーディオ・・・細かいところまで
遠慮せず見ることが大事!
売り手に見られているとどうしても気を遣ってしまいがちだけど、
こっちがお客さんなんだと堂々とインスぺする!
(そういう心構えで)
購入する
購入すると決めたら、契約書にサイン。
売り手側(上)と買い手側(下)の契約書があり、それぞれ必要箇所に記入。
・名前
・購入日
・価格
・住所
・免許書番号
・サイン
この時に、両方の価格が同じことを確認。代金を支払い、鍵を受け取り、取引完了。
〈POINT〉
・この価格でregoの名義変更代が決まる。
(購入価格100ドルに対し、3ドルの変更費用)
売り手側が実際の売却価格より低くしてくれることがある。
ここは素直に受け取って大丈夫。
・代金は基本現金で支払う。
現金の準備を忘れずに。
送金だとタイムラグが生じて、売り手側が納得しない場合がある。
・売り手に会えるのはこれが最後。聞きたいことは聞いておく。
エンジンオイルの種類やクーラントなど、どれを使用していたかを確認。
他にも何か不明点があれば、ここではっきりさせておく。
購入後やるべきこと
購入後14日以内にregoの名義変更をする。(14日を過ぎると変更費用が147ドル追加でかかるので注意)
regoの名義変更
州のService窓口に行く。
➡rego変更書類に記入。
➡変更費用32ドルと税を支払う。
➡確認書(Certificate of Ragistration)をもらう。
〈POINT〉
・regoの変更は、売り手が先に申請しておく必要がある。
売り手は早くに名義変更をしたいだろうから、すぐに終わらせていると思うが、
購入時に「いつService窓口に行くか」聞いておく。
・身分証明書として、パスポートとクレジットカードの2つが必要。
・確認書(Certificate of Ragistration)は大切に保管しておく。
今度自分がこの車を売る時に、この紙が必要。
また、購入後必ずチェックするべきなのは、エンジンオイル。
少なければ、入れることを忘れずに!!
注意点
・車選びは慎重に、かつスピーディーに!
色んなサイトで毎日情報がアップデートされ、狙いの車があったのに次の日にはもう 売られていたということも。逆に勢いだけで決めてしまうと、それが事故車であったり不具合があることを見抜けないまま購入し、後で損を見ることに。自信のない人は、車に詳しい人と一緒に探すべし。
・お金に余裕を持って購入しよう。
車を買うとなると、車代だけでなく、rego変更費用やエンジンオイルやガソリン代など、結構お金がかかる。数日間でいっきに大金が無くなる。
また、もし余裕が無いと購入後もし不具合が起きて、修理代が無い・・・ということになりかねない。お金の準備もしっかりしようー!!
まとめ
以上が、実際に車を買って、10日後にその車が壊れるという経験をした私たちが思う、「注意点」と「アドバイス」でした。
少しでも役立つことがあれば嬉しいなと思います!!
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