今回はラズベリーピッキングについて書いていきたいと思います。
仕事内容や給料など、詳しくまとめていきますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
応募
私が初めてファームジョブをしたのが、「Perfection」という会社でした。これは、語学学校の友達が実際に仕事をしていた場所で、その子に紹介してもらう形で仕事をゲットしました。
場所はブリスベンの少し北にある、Caboolture(カブルチャー)です。
友達に、スーパーバイザーの連絡先を教えてもらい、ラインでコンタクトをとりました。
内容としては、
- いつから働けるか
- 家は必要か
- 必要なもの
給料や仕事内容については、友達に直接聞いていたので詳しく聞いたりはしませんでした。シェアハウスは手配してもらいました。
準備
仕事に必要なものとして、黄色蛍光色のワーカー服と荷物を止める紐?(写真)と言われたので購入しました。私はKマートで買いました。
カブルチャー駅までシェアハウスのオーナーが迎えに来てくれ、シェアハウスに行きました。
この日からちょうど1週間、ウェイティング(待機)があり、次の週の月曜日から仕事ができるようになりました。仕事の日が決まると、手続き書類がもらえ、それに記入しました。
仕事内容
最初の2日間は時給でトレーニングをし、3日目以降から歩合のピッキングジョブになりました。トレーニングでは、ラズベリーの採り方や仕事のルールなどを教えてもらいました。
仕事の手順
①自分のカードをスキャンしてサインイン。
②ピッキング道具を準備する。
・緑のトレイ4個
・ファーストパネット(身と蓋)
・セカンドパネット(身と蓋)
・ラビッシュビン
③朝礼
④ピッキング開始
⑤スモーコー(休憩)15分
⑥ピッキング再開
⑦道具片付け、サインアウト、終了
勤務時間は、だいたい6時30分から14時くらいまでですが、早い時は12時前に終る時もありました。
朝のピッキング道具準備では、トラックの中やテーブルの上に置いてあるパネットを取って準備するのですが、大人数が一斉に準備するので大変でした。順番を抜かす人もたくさんいて気分が良くなかったです。
パネットというのは、ラズベリーを入れる小さなプラスチック容器のことです。
ファーストが良い状態のラズベリー、セカンドが少し欠けていたり、形が悪かったりと、ファーストよりも状態は良くないが売れるラズベリーのことを指します。
ラビッシュビンには、売れないラズベリー(ジャム、スクランブル、ソフトなど)を入れるます。
休憩時間もきちんと設けられており、勤務時間が長いと2回あることもありました。
ピッキング方法
- 1人1ロウまたは1人1サイドを振り分けられる。
- 歩きながら、ラズベリーを指でつかむようにしてピッキングする。
- 緑のトレイにのせたパネットにファースト、セカンド分けて入れる。
- パネットに適当な数のラズベリーを入れたら蓋をする。
- 蓋をしたパネットは2段目の緑のトレイに並べる。
- 2個の緑のトレイがいっぱいになったら、パッキングしに行く。
1人1サイドつまり2人で1ロウをやる場合、同じラズベリーの木を右側と左側それぞれから2人がピッキングするので少々取り合いになります(笑)
今思えばしょうもないなあと感じますが、皆お金を稼ぐの必死で周りは見えてなかったと思います。
それから、ジャムやクランブルなどのラビッシュもきちんとピッキングしロウをきれいにしないと、リピックされられます。
パッキング方法
- パッキングテーブルに行く。
- 段ボール箱(ファースト用、セカンド用)を持ってくる。
- パネットの重さを計り、指定された重さにする。
- 段ボール箱にパネットを入れる。
- チェッカーのところへ持って行き、数を登録してもらう。
パッキング用のテーブルや計りが人数分なかったため、誰か使い終わるのを待たないといけない時が何度もありました。そこでも順番を抜かす人もいました。。。
チェッカーがパネットのクオリティを確認するため、パッキングは丁寧にやる方が良い。
給料
先に言いますが、私は下から数えて何番目の遅いピッカーでした。
多い時で、190パネット/日くらい。
少ない時で、80パネット/日くらい。
レートは、平均85セント/パネットくらいでした。
1週間の給料が多い時で700ドルくらいでした。
ハイシーズンが終わり、1日置きにデイオフになった時は、週に350ドルとかでした。
(今思えば、低すぎる・・・笑)
トップピッカーは1日に300とか400パネット作っていたので、相当稼いでいたと思います・・・私は遅かったので、このような結果でしたが、稼げる人は稼げます。
家・環境
家は6人のシェアハウス。
マスタールーム(シャワー・トイレ付)1つと2人部屋2つ。私の時は、カップル2組と、私と私の相部屋の子。私以外5人台湾人で、前のシーズンから一緒だったみたいで、いつも5人でゲームしたり遊んだりしてて、私は正直きまづかったです(;´∀`)
そもそもこの会社のボスが台湾人で、スーパーバイザーやチェッカーやランナーなど皆台湾人だし、ワーカーも約90%が台湾人でしたね。英語環境に身を置きたい人はお勧めしません。
家から歩いて10分のところにショッピングモールがあり、本当に助かりました。
毎日仕事終わりに1人で買い物に行き、リフレッシュ。特に買うものはないけれど、ここでのんびり時間を過ごしてました~。
歩いて25分くらいのところには電車の駅があり、たまにデイオフを取って、ブリスベンの友達に会いに行くこともありました。(電車で1時間くらいでブリスベンに行けます!)
デイオフは前もって伝えておけば、取ることが出来ます。私も実際に、1週間のデイオフを取り日本に一時帰国しました(#^^#)
まとめ・感想
- ラズベリーピッキングは経験者が勝つ。
- ピッキングよりもパッキングが難関。
- 朝早いが終わるのも早く、午後の自由時間が多い。
- 「Perfection」はホワイト企業、ペイスリップも問題なし。(私の時)
- だが、ほぼ台湾人で指示も台湾語の時が多くある。
- 英語環境ではない。
私の初めてのファームジョブ。良い噂を聞かない「カブルチャー」でしたが、この会社は普通に良かったです。ただ、経験が無いとめっちゃは稼げません。
また、ラズベリーの木にはたくさんの棘があるため手や指にけがをすることもあるので注意してください!
少しでも参考になれば嬉しいです、
最後まで読んでいただきありがとうございました。