★AUS STORY NO.36★
今回は「ファームジョブ」のまとめ
ぶどうピッキング編です!
ラズベリー編はこちら。
ブルーベリー編はこちら。
良ければ最後まで読んでみてください!
〈ぶどう/ロビンヴェイル・ミルデュラ〉
応募
私の場合、ブルーベリーファームからそのまま
移動したため特に応募などはななかったです。
このように、多くのファームコントラクターは
何種類もファームジョブを持っているため、
その会社やコントラクターが良いなと思えば
1年中場所を移動しながらファームジョブをすることが出来ます。
私はNSW州のコフスハーバーからVIC州のミルデュラまで
車で約17時間かけて移動しました。
仕事内容
ぶどうピッキングには、ファーム用のはさみが必要です。
1個15ドルほどでした。
無くしたり、壊れたりするとまた買わなければなりません。
〈仕事の手順〉
①サインイン
②トロリーを1台ピックし、紙箱とビニール袋とスティッカーをもらう。
③割り当てられたロウに行き、ぶどうをピッキング。
④ピッキング終了後、トロリーなど全て片付ける。
朝8時頃からスタートし、15時頃終了。
雨の日や猛暑日は休み。
〈ピッキング&パッキング方法 ~ボックス編~〉
・量りの上にのせた紙箱にビニール袋をはめる。
・トロリーを押しながら歩き、ぶどうを専用のはさみで切って、
トロリーにのせる。
・腐っている実や熟してない実など不要な実をはさみでカット。
(トリミングするという)
・ぶどうを決められた重さ分、紙箱にきれいに詰める。
詰め方にはその都度指定があり、4角や角2つだけ上向きに入れたりする。
・箱の側面に自分のスティッカーを張り、地面に置く。
〈ピッキング&パッキング方法~パンチバッグ編~〉
・ピッキングまでは上と同じ。
・パンチバッグに2~3房ぶどうを入れる。
・紙箱にぶどうを入れたパンチバッグを10袋入れる。
・指定された重さにし、スティッカーを張り、地面に置く。


ぶどうの色の見分けがとても難しく、最初はどの色を使っていいか、
どの色は使っていけないかを区別しにくいです。
また、パッキングも表面にぶどうの茎が見えてはいけないため、
手で押したり詰めたりしながらやるのですが、
あまり何回もやり直していると、今度は表面のパウダーが消えてしまい、
またそれも使えなくなってしまうのです。
ロウのクリーニングもしなければなりません。
腐っているやつや小さいやつなど全て使えないものははさみでカットし、
地面に落とさないといけない。
早くやろうとすると、自分の指をはさみで切ってしまうことがあるので
要注意です。私も何回も切り、血がめっちゃ出ました・・・。(;'∀')
手に何個も絆創膏貼って仕事してましたね。。。
パンチバッグは袋にただ入れるだけなので、
ボックスのようにきれいな見た目を重視しなくても良いです。
しかし、これも上に茎がだらーんと見えていたりするのはNGなので、
大雑把に入れても良いということではありません。
給料
私の場合、
多くて800ドル/週
少なくて300ドル/週
始めて慣れるまでは週300~400ドルくらいでしたが、
慣れてくると平均700ドルくらいでした。
雨もほとんど降らず、ほぼ休みなしだったので、
1日当たり100ドル稼げたら良い方という感じでしょうか。
正直に言うと、未経験者が稼ぐのは難しいです。
1年経験している人で1日200ドル、
3~4年経験している人だと1日に400ドルくらい稼いでいました。
何事も経験が大事といいますが、ぶどうピッキングは特にそう感じました。
シーズンは2月から5月の初めまでと比較的短いです。
また、ぶどうはファーストピック、セカンドピック、サードピックがあり、
同じ場所を3回くらいピッキングします。
当然、ファーストピックの方がぶどうがたくさんあり、稼げます。
なのでぶどうのピッキングはシーズンに少しでも遅れて始めると
すでにセカンドピックやサードピックで、ぶどうが無く、
稼げずに終わってしまうので、注意です。
家・環境
ロビンべイルでは17人くらいでシェアハウスを使っていました。
正確に言うとその中の8人くらいはシェアハウスの庭にある、
キャビンや倉庫を改造した部屋みたいなので寝泊りしていました。
が、キッチンやランドリーなどは共有で、とにかく人が多く、
とても不便でした。
毎日掃除当番の人が掃除をしていましたが、
とても古い建物で、毎日何匹ものゴキブリを見ました。
また、部屋も男女共同の5人部屋でした。
全員友達でしたが、私はあまり居心地が良くなかったです。
仕事もうまくいかず、稼げず、家も不便で、
スーパーも高いIGAしかなく、しかも遠くて毎日は行けない。。。。
はい、スーパー病みました。
たぶん、皆。ほぼ誰も口を利かず、無言でスマホを見てました。
(追記:超田舎の為、WiFiも良くない)
唯一の救いが、レント費が95ドル/週だったことですね。
ミルデュラでは、15人で1つのシェアハウスを使っていました。
とても大きい家でキッチンも家の中と外の2か所あり、
シャワーも3つ、リビングやテレビも2つずつありました。
また、私はラッキーなことに彼と2人で
マスタールームを使っていたのでとても快適でした(*´▽`*)
スーパーも車で5分ほどのところにあり、
普通に良い街だと思いました。(*´з`)
まとめ
・ぶどうピッキングは難しい。
・経験があれば稼げる。
・シーズンスタートと同時に始める。
・指を切らないように注意。
・買うには高いぶどうが、食べ放題、持ち帰り放題。
✿⋯✿⋯✿⋯✿⋯✿⋯✿⋯✿⋯✿⋯✿⋯✿⋯✿
✨今日のハングル講座✨
다시 전화 할께(タシ チョンナハイッケ)
また電話するね