タスマニアで有名な観光地の中の1つ、クレイドルマウンテン。
今回はそのクレイドルマウンテンについてお伝えしていきます。
世界遺産でもあるクレイドルマウンテンに行ってみたいけど、どんな準備が必要なんだろう。
海外旅行というだけでも不安なのに、ましてや登山なんて・・・と思っている方にもわかりやすく解説していきますので、ぜひ最後まで読んでみてください。タスマニアの大自然に魅力を感じること間違いなしです!
行き方・アクセス方法
車でビジターセンターまで行こう
クレイドルマウンテンを登山をする前に、まずビジターセンターへ。向かいます。ここには、とても大きな駐車場があり、たくさんの車があります。
ビジターセンターは、フェリー乗り場があるデボンポートから車で1時間15分の所にあります。
ここで車を駐車し、ビジターセンターで国立公園パスを購入します。このパスを持っていないと入れません。
国立公園パスについてはこの記事に書いてます。
ビジターセンターには、トイレ、ガソリンステーション、ギフトショップ、カフェがあり、設備がとても充実しています。
登山口までは無料シャトルバスを利用
ビジターセンターで国立公園パスを見せると、登山口までの無料のシャトルバスチケットをもらえます。
このチケットが無いとバスに乗れませんのでご注意ください。
僕たちはチケットのことを知らなかったから、バスに乗る直前でビジターセンターに戻らないいけなかったよ
シャトルバスは10分~15分間隔で来ますので、最終バスの時間だけ把握しておけば、バスの時間を気にせず登山できます。(私たちの時は最終バスが17時30分でした。)
バスの運転手の方が「ここで降りたい方いますか」と聞かれるので、降りたい場合は返事をします。でないと通過されます。
登山コース
登山コースは10種類以上
クレイドルマウンテンにはたくさんの登山コースがあります。3時間以内で歩けるショートウォークコースが11種類と本格的な登山コースが4種類ほどあります。ショートウォークの中にも難易度が4段階示されており、自分の体力や好みに応じて決めることが出来ます。
それぞれのコースによって、シャトルバスの降り場が異なるので、地図を見て事前に確認しておきます。
一番人気はダブ湖周遊コース
クレイドルマウンテンの登山コースの中で最も人気があるのが、Dove Lake Circuit(ダブ湖1周コース)です。ダブ湖の周りを熱帯雨林も通りながら歩く、長さ6Kmのコースです。
私たちもこのコースを歩いてみましたが、景色がずっときれいで歩くのが気持ちよかったです。道も舗装されており、歩きやすく、アップダウンも激しくありませんでした。
ダブ湖を取り囲む壮大な山々の姿に感動すること間違いなしです。


コロナの影響か、サーキットを回る方向が指定されていました。(時計回り)
たくさんの方が歩いており、人気なコースだと感じました。
登山初心者でも大丈夫?
コースによって難易度が変わるため、自分に合ったコースを探すことをお勧めします。
私たちはダブ湖一周コースと、途中にあるウォンバットプールまでの道の往復を歩きました。ダブ湖のコースは比較的簡単で、時間は2時間以上かかりますが、私の両親でも楽しめると思いました。
私たちが歩いたもう一つのコースは、階段や急な登りが多く、道も舗装されてない岩や木の根っこなどがある道でした。
このように様々な難易度のものがあるので、登山初心者の方でも大丈夫ですし、逆に言えば初心者の方では難しいものもあります。


設備が豊富
先に述べましたように、クレイドルマウンテンのビジターセンターには豊富な設備があります。
ガソリンスタンド
ビジターセンターの駐車場には24時間セルフサービスのガソリンスタンドがあります。
支払いはカードのみです。
宿泊施設
ビジターセンターの周りには、ホテルやロッジ、キャビンなどの宿泊施設があります。登山をした後、一泊してゆっくりして帰るのも良いですね。
カフェ
ビジターセンター内にはカフェがあり、飲み物や軽食を買うことが出来ます。登山前の補充や登山後のご褒美に利用できますね。
私たちは登山後、お腹がすいていたので、ラップサンドとバナナケーキを購入して食べました。美味しかったけど、やはり高かったです💦
まとめと注意事項
登山までの流れ
登山までの流れをもう一度確認します。
1 ビジターセンターで国立公園パスを買う
2 国立公園パスを見せて、無料シャトルバスチケットをもらう
3 シャトルバスに乗って登山口まで移動
4 登山を楽しむ
基本的な流れはこんな感じです。人もたくさんいるので、分からないことがあればすぐに聞けます。地図やパンフレットはビジターセンターでもらえるし、無料シャトルバスもあるので、気軽に楽しめられると思います。
注意事項
登山の準備を確実に。ビジターセンターには至る所で、必要な服装や装備について提示されています。実は、私たちが初めてここを訪れた時、あまりにも無知で、サンダルや半そで半ズボンで来てしまったのです。当然入園することが出来ず、その日は諦めて引き返しました。いくらショートウォークとはいえ、準備はしっかりしましょう。
〈必要なもの〉
・バックパック・・・水と食べ物を忘れずに。
・長袖と長ズボン・・・暑さ寒さ対策を。
・シューズ・・・石や木の根の上を歩くのでそこが厚い靴がオススメ。
私たちは見ることが出来ませんでしたが、運が良ければウォンバットが見れます。ウォンバットは見れませんでしたが、タスマニアの大自然、自然の美しさを感じることが出来て、本当に良かったです。
皆さんもタスマニアに来た際は、ぜひ訪れてみてください。
Cradle Mountain
https://parks.tas.gov.au/explore-our-parks/cradle-mountain