オーストラリアには、日本のSuicaのような交通カードが州ごとにあります。
QLD州ではゴーカードと呼ばれるカードを使います。
では日本に完全帰国する際、このカードはどうしますか?
記念に持って帰るのもいいですが、私はリファンドするのをお勧めします。
その理由と方法を詳しく書いていきます。
ぜひ最後まで読んでみてください。
ゴーカードをリファンドする理由
ゴーカードをリファンドするべき理由は、ずばりお金が戻ってくるからです。
長い間オーストラリアにいる方は忘れているかもしれませんが、ゴーカードを作る際にボンドとして20ドル払っているんです。
帰国するなどの理由でゴーカードが必要なくなった場合は、カードを返却することでボンドが返ってきます。その際、ボンドだけでなくカード内に残っていた残額も一緒に返金されます。
20ドルもボンドで支払っていたなんてすっかり忘れていた!!これはリファンドしない理由がない!
ゴーカードをリファンドする方法
リファンド方法は2つあります。
カード残高50ドル未満の場合
1つ目のリファンド方法は、店頭に行きカードを返却する方法です。
以下の条件の1つでも当てはまった場合は、この方法を使わないといけません。
✅条件
・カード残高が50ドル未満(ボンドは除く)
・最後のリチャージを窓口かゴーカードマシーンで行った
・カードの期限が切れていない
最後のリチャージがオンラインで行っていたらこの方法は使えませんので注意してください。
リファンドのやり方をお伝えします。
✅方法
・リファンドできるオフィスや店に行く
・ゴーカードを出し、リファンドしたい旨を伝える
・現金もしくはカードで返金される
リファンドできる場所は以下のQLD Translinkのホームページから探すことができます。
go card retailer locations | translink.com.au
カード残高50ドル以上
2つ目のリファンド方法は、フォームに記入し郵送する方法です。
以下の条件の1つでも当てはまった場合は、この方法を使わないと行けません。
✅条件
・カード残高が50ドル以上(ボンドは除く)
・最後のリチャージをオンラインで行った
・カードの期限が255日以上前に切れている
・カードが盗まれた、落とした
・カードを5年以上使っていない
それではリファンドのやり方をお伝えします。
✅方法
・リファンドフォームを記入する
・フォームを郵送
・銀行口座に振り込まれる
もしゴーカードを登録していない場合は、フォームと一緒にゴーカードも郵送しないといけません。
リファンドフォームはこちら
注意:リファンドしたら使えない!
リファンドする時にカードを返却するので、当然ゴーカードが使えなくなるということです。
つまりゴーカードをこれ以上使わないという場所でリファンドするのが筋です。ですが、リファンドできる場所は限られています。
その目的地にリファンドできる窓口が無かったらどうしよう・・・
そんなときは「go explore」カードを使いましょう!
✅私たちの実際の例
ゴールドコーストからバスでQLD州とNSW州ボーダーまで行くので、そこでゴーカードをリファンドしよう!
➡州ボーダーの周辺には窓口がないことに気づく。
➡ゴールドコーストでリファンドするしかないな。
➡州ボーダーまではどうやって行こう?
そこで窓口の方に相談をすると、「go explore」というカードを紹介してくれました。
✅go exploreカードとは
・1日乗り放題の交通カード
・ボンドなし
・価格は10ドル
このカードは旅行者用のカードらしく、1日乗り放題できるカードです。
ボンドを払う必要もなく、使い終わったら記念に持ち帰ることもできます。ただ、1日という期限が24時間ではなく、使った日の翌日朝3時までなので注意が必要です。
結局私たちはゴールドコーストでゴーカードをリファンドし、翌日このgo exploreカードを使用して州ボーダーへ向かいました。とても良い選択だったと思います。
もっと詳しく知りたい方はこちら
go explore fast facts | translink.com.au
まとめ
ここまでゴーカードのリファンド方法についてまとめていきました。
・ボンド20ドルと残高が返金されるのでリファンドすべし
・リファンド方法は、窓口に行くかフォームを郵送するかの2つ。
・リファンドしたらゴーカードは使えないので注意
窓口に行き返却するだけでリファンドできるのでとても簡単ですよね。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。