どうして仕事を辞めたか、どうしてオーストラリアに来たか、そのきっかけを書いていきたいと思います。
きっかけはひとつの映画
2018年8月
上司に退職しますと伝えた。行動に移すまでにどのくらい時間がかかったことか・・・
1年くらい前から仕事の意味が見いだせなくなって、このまま自分を騙し続けて仕事を続けるのが良いのか迷っていた。毎日ただ目の前の仕事をようやくこなし、休日は大好きなディズニーでストレスを発散する日々。転職サイトをいくつも見てみるけど、なんかピンと来ない。たぶんこのまま転職をしたところで、今と同じことを繰り返すのだろうという気がしてたからなのかもしれない。
彼氏と一緒にいても、友達とカフェに行っても、両親と電話をしても、何をしても、いつどこにいても、心の中に何か引っかかるものがあった。暗くてモヤモヤしたものが。
ある休日、一人でふらーっと映画を見に行ったら、それが私の転機となった。
その映画とは「マンマミーア ヒア・ウィー・ゴー」
あらすじをざっくり言うと、、、
主人公のドナが若い頃に世界を旅する中で、3人の男性と会い恋に落ちる。色々あり1人で娘を出産し、ホテル経営を夢見て奮闘していたという過去の話が描かれている。
この映画の中で、こんなセリフがあった。
ドナが大学を卒業後、世界を旅する理由を聞かれたときに、答えていたものだ。
Life is short, the world is wide.
(人生は短い、世界は広い)
ちょっと正確な英語かは分からないのだけど、それを聞いた瞬間(字幕を見た瞬間)、「その通りやん!!」ってなって、自分の中の迷いがなくなった気がした。
そうだ、海外、行ってみよう。
この映画を見たことがきっかけで、今私はオーストラリアにいる。今もまだはっきりとした自分の人生プランや目標などがあるわけではない。けれど、この決断をして本当に良かったと思う。今はまた違った悩みや苦労もあるけれど、不思議と暗くてモヤモヤしたものはない!
仕事を辞めるということは、周りの視線や社会上の立場なども気になるし、退職金などお金の問題もあるしで、簡単なことではない。確かにたくさんのリスクがある。
だからこそ悩む時間が必要だし、その時間が今後の人生において
意味のあるものだったと分かると思う。
悩んで悩んでそれでも仕事を続けようとか、たくさん悩んでやっぱり転職することにしたとか、色んな選択がある。
その選択の内容は違っても、たくさん悩んで苦しんで頑張って出した答えであることは同じ。だからその答えに自信を持っていいんだ。周りと比べる必要もない。たくさん悩んだからこそ、見える今がある。
悩んでる時間も無駄じゃない。かけがえのない時間。
過去の自分への大切なメッセージ
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