こんにちは!オーストラリアに3年間ワーホリで滞在していたみいです。
ワーホリ期間を延ばすために、ファームジョブをやりたいと考える方も多いのではないでしょうか?
そこで、実際に10種類以上のファームジョブを経験した私が考える、
「おススメできないファームジョブ」をご紹介したいと思います。
ファームジョブは種類によって良い悪いが激しいので、ぜひこれを読んで参考にして頂ければと思います。
おすすめしない1位 アップルピッキング
はい、これは絶対にオススメできないです。。。( ;∀;)
皆さんも知っての通り、リンゴは木になります。しかも高くて大きな木です。この木になったリンゴの実を、はしごを使ってひたすらピッキングしていくという作業になります。
作業内容自体は、とてもシンプルなのですがいくつかの落とし穴があります。
身体的な負担が大きい
私が経験したファームジョブの中で、身体的に辛かった仕事の上位に入ります。
ピッキングしたリンゴを体に付けているカンガルーバッグに入れて運ばないといけないのですが、それが大変でした。腰が弱い人は気を付けたほうがいいです。めっちゃ痛いです。。。
稼げない
個人的に言うと、アップルピッキングは全然稼げませんでした。
早い人は1日に8ビンとか作るみたいなので稼げると思いますが、私は1日に2ビンか3ビンしか作れませんでした。(1ビン45ドルでした)
こんなに大変な仕事なのに、1日100ドルしか稼げないなんてばかばかしいと思い、すぐに仕事を変えました。
高いところが苦手な人は注意
高所恐怖症の方は、やらない方がいいです。アップルピッキングは高いところにある実をとるためにはしごを使うからです。(ファームによっては使わない所もあるらしいですが)
はしごは動かすのも面倒くさいし、重たいし、上り下りするのも大変です。また、リンゴをカンガルーバッグに入れた状態ではしごを下りる時など注意しないとリンゴが落ちます。
\アップルピッキングについて詳しく知りたい方はこちら/
おすすめしない2位 ぶどうファームハンド
これは2位としていますが、オススメできない同率1位ですね。
ぶどうピッキングの前と後に数種類のファームハンドがあるのですが、全ておススメしません!!とにかく稼げないからです。
稼げない
ぶどうのファームハンドは様々な種類がありますが、どれも初心者には稼げません。
平均して週に300ドル程しか稼げず、生活に困るようになりました。慣れるまであきらめずにやろうと思ってシーズン中ずっとやっていましたが、何の意味もありませんでした。
稼げるのは何年もやっている経験者たちだけです。その人たちは1日に200ドル〜300ドル稼いでいました。何年もやるつもりがないのなら、やらない方がいいです。
作業が複雑
ファームハンドは、ピッキングやパッキングと違って作業が難しいです。
木の枝をワイヤーに巻き付けたり、ぶどうができる前の小さい実を指定された数に切ったり、手で邪魔な葉っぱをちぎったり。とにかく慣れるまでに時間がかかります。
ハサミを使うので手を切ったり、木の下に潜り込んだ作業するので腕や肩や首が痛くなったりもします。
\ぶどうファームハンドについて詳しくはこちら/
おすすめしない3位 シトラスピッキング
シトラスピッキングは種類によっては稼げますが、アップルピッキングの時と同様にはしごを使わないといけないので、私は苦手と感じました。
ただ作業は簡単で、果物をカンガルーバッグにピッキングしてビンに移すというだけです。ビン1個当たりのプライスが果物によって異なります。
稼げるか稼げないか見極める
シトラスピッキングは、様々な種類の果物をピッキングします。
私がやったのは、レモン・みかん・グレープフルーツ・ライムです。
レモンやライムはビンのプライスが高いので比較的稼ぎやすいです。私がやったところでは、1ビン120ドルなので1日に2ビン作るだけで十分に稼げました。
反対に、みかんは1ビン45ドルなので稼ぎにくいと感じました。
はしごを使う
アップルピッキングと同じで、高い木に実がなっているので、はしごを使う必要があります。これがかなり面倒くさいです。
トゲに注意
レモンやライムの木は、バラのように棘がたくさんあります。
ピッキングをする時にどうしても腕や手に傷ができるので注意してください。夢中になってピッキングしている時はどうもないですが、帰宅してシャワーをした時にすごくしみて痛いです(笑)
\シトラスピッキングに興味のある方はこちら/
おすすめしない4位 ぶどうピッキング
おすすめしないファームジョブ4位は、ぶどうピッキングです。
これはおすすめしないというより、注意してくださいという意味で選びました。
稼げるのはシーズン初めだけ
ぶどうピッキングはタイミングが重要です。
シーズン初めは、大きくて色も良いぶどうがたくさんなっており稼ぎやすいですが、シーズン途中からはもうほとんど良い状態のぶどうが無いため、稼ぎにくくなります。
指を切らないように!
ぶどうピッキングははさみを使います。急いでピッキングしていると、途中で指を切ってしまうことがありますので、気を付けてください。
私も数回切りました。血が結構出ます。絆創膏は忘れずに持って行きましょう。
パッキングが難しい
ぶどうピッキングは、パッキングも同時に行います。はさみで切ったぶどうを箱やパウチバックにパッキングしないといけないのですが、これが難しいのです。
見た目や重さや、房の向きなどルールが細かくあるので、慣れるまでは早くできません。ただ一度経験しているだけで大きなアドバンテージとなるので、1年目はあまり稼げなくても2年目からはとても稼げるようになります。
\より詳しいぶどうピッキングについてはこちら/
まとめ
この記事では、オーストラリアのオススメできないファームジョブ4つをご紹介しました。
全て私の実体験に基づいての見解ですので、あくまで参考にしていただけたらと思います。稼げ方や仕事内容など、個人の力量やファームによって異なるので、こんなイメージだと思ってくださいね。
私自身、ファームジョブで良いことも嫌なことも色々な経験をしてきました。
これからオーストラリアに行く方そしてファームジョブに挑戦される方が、少しでも楽しく満足のいく生活ができるよう願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。