まる旅ログ

仕事を辞めてオーストラリアに飛び出し、3年間過ごした喜怒哀楽の記録。

【オーストラリア】コスタは本当に稼げるの?3か月半働いた私の給料大公開。【ラズベリーピッキング】

 

 

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ファーム大企業コスタは稼げるって噂を良く聞くけど、本当かなあ?

 

確かにファームジョブと言えばコスタが良いというイメージがありますよね。

本当に稼げるのか、本当にオススメなのか私の実体験から感じることを書いていきたいと思います。

私が実際にコスタのラズベリーファーム(コフスハーバー)で3か月半働いた時の給料も公開しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

 

 

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稼げる?稼げない?

結論から言いますと、稼げます

正確に言うと、私が去年1年やってきたファームジョブに比べると確実に稼げたと言えます。

 

今までのファームジョブ(コスタ以外)

分かりやすいように私がこれまでにやってきたファームジョブについて簡単に説明します。

 

2019年

6月~8月 カブルチャーでラズベリーピッキング

9月~11月 コフスハーバーでウィンターブルーベリーピッキング

12月~1月 コフスハーバーでサマーブルーベリーピッキング

 

2020年

2月~5月 ミルデュラでグレープピッキング

6月~7月 コフスハーバーでウインターブルーベリーピッキング

8月~12月 コフスハーバーでラズベリーピッキング【コスタ】

 

 

詳しくは別に記事にしてますが、コスタより以前のファームジョブの給料はあまり満足いくものではありませんでした。

タックスを引いて手取りが800ドル行けば良い方という感じで、ひどい時は1週間で300ドルくらいしか稼げない時もありました💦

 

ちなみに私はピッキングが早くも遅くもない、ミドルピッカーです。

 

\カブルチャーのラズベリーピッキングについて/

jmstorybox.info

 

\韓国人コントラクターの元でブルーベリーピッキング/

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\稼げると聞いたのでぶどうピッキングやったけど・・・/

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コスタ

コスタで働いた初週の給料がなんと手取り1,023ドル!!

最初から1,000ドル超えです。

しかも今までやってきたファームジョブではありえなかった、週1,000ドル超えを始めて経験してめちゃくちゃ喜んだのを覚えています。

 

 

私の実際の給料公開

私がコスタで働き始めたのが9月で辞めたのが12月中旬でした。

時期によって単価も変わってくるので、大きく2つの時期に分けて説明していきます。

 

最初の2か月間(9月~10月)

最初の2か月間はラズベリーピッキングに体を慣らしつつ、丁寧にピッキングをしていました。セカンド(お金にならない悪いフルーツ)も全てきれいに取り、パッキングも最高級のクオリティを守りながらやっていました。

また、誰かと競うという意識もなく、自分のペースでやっていたので、中間よりも少し下のレベルにいました。(コスタでは毎日順位表が出ます)

 

その時の1週間の給料(手取り)は以下です。

最高金額:1,023ドル
最低金額:762ドル
平均金額:800ドル

単価:0.6~0.8ドル/パネット

 

この時も平均で800ドル以上稼げていたので満足はしていたよ

 

クルーによって単価やピッキングするパッチ(ファームの中の各ブロックのこと)のクオリティが違うのですが、私たちのクルーはめっちゃ良いパッチでもめっちゃ悪いパッチでも無い、中間のパッチでピッキングしていました。

 

終わりの2か月間(11月~12月)

11月頃から新しいパッチがオープンし、私たちのクルーがめっちゃ良いパッチをゲットできました。

また、その頃にはピッキングもパッキングも慣れてきたため、ちょっと本気出してやってみようかとやる気を出し始めました。すると一気に中間よりも上のポジションに上がっていきました。調子いい時はトップ5にまで入るようになりました。

 

その時の1週間の給料(手取り)がこちら。

最高金額:1,350ドル
最低金額:1,006ドル
平均金額:1,100ドル

単価は0.7~0.85ドル/パネット

 

この結果には自分でも信じられませんでした。

 

まさか自分が上位に入れるとは思ってなかったし、歩合で平均週1,100ドル以上も稼げたのは奇跡みたいだった。

 

単価が比較的高くなっているのは、12月でシーズンが終わりに近づいているからです。どんどんフルーツの状態も悪くなり、ピッカーもどんどん辞めていくので、単価は少し高くなっています。

 

 

コスタに入って満足?

給料は満足できる

これまで述べてきたように、給料は満足できると思います。

特にピッキングが早い人なら週に余裕で1,500ドル、もしくは2,000ドルは稼げると思います。
ペイスリップも給料も毎週問題なく来ますし、他のファームと違って悪徳コントラクターもいません。

 

ネガティブな点もある

コスタは稼げますが、やはり良いところだけではありません。
いくつかネガティブな点もあると感じましたので共有します。

 

働く時間が長い

1つ目が超長時間労働です。

これはコロナの影響でピッカーの数が足りない今年だけなのかもしれませんが、ほぼ毎日10時間以上働きます。
朝6時集合で準備をし、だいたい15時から16時に終わります。
遅い時は17時30分までやったこともありました。

時給の仕事ならまだしも、体力的にもきついピッキングの仕事で毎日長時間労働は負担が大きいと感じました。

逆に言えば、これだけ長く働いていたので、給料が良くて当たり前、むしろ少ないと感じる人もいるかもしれません。

 

デイオフが取れない

2つ目は、デイオフが取りにくいことです。

クルーデイオフが週に1日決められているため、基本的には週6日勤務です。
あまりにも毎日終わるのが遅い時は、もう1日エクストラデイオフをもらえるので、週に2日休む時もあります。

それ以外は雨だろうと、猛暑だろうと関係なく仕事に来ないと行けません。

デイオフはちゃんとした理由がないと許可が下りず、勝手に休むとフィードバックチケットというものが渡されます。
これが多くなるとクビになるというわけです。

 

評価・競争がある

3つ目は、評価されることです。

これは、大企業ならだと思いますが、出席率やピッキングの速さ、パッキングのクオリティ、ロウクリーニングなどいくつかの項目で評価をされます。
おおよそ2週間に1度この評価をフィードバックチケットとともに言い渡されます。

これが悪いと次のシーズンや別の地域のコスタで働くときに仕事をもらえなくなることもあるそうです。

また、毎日ピッキングの速さの順位表が張り出されるのも精神的にプレッシャーでした。人と競い合って伸びる人には合ってますが、嫌いな人は嫌いなんじゃないでしょうか。

 

上からの圧力が強い

大企業なのでしっかり体制が整っている反面、圧力的な面も多少はありました。

クオリティチェックの上層部がいきなり見回りに来て、挨拶も無しにこのパッキングはだめだのこれは捨てろだの言ってくることもありました。

また、ルールが厳しく管理者とピッカーが言い合いをする場面も何度も見ました。

ファームジョブが苦ではない私でも、毎日10時間以上も炎天下の中で働いていたので、ストレスも感じ、辛い面を大いに感じてしまいましたね。

 

結局コスタはオススメ?

色々言ってきましたが、稼ぎたい人・ガッツリ働きたい人にはオススメです!!

 

お金はあまり関係ない、自由にやりたい人にはあまりオススメできません・・・。
そういう方はアウトサイドファームの方が合っていると思います。

ですが、アウトサイドファームだと悪徳のところもあるので、ビザが確実に必要な場合はコスタなどの大企業で働くのが安全だと思います。

ただ、ビザの為だけと思ってのんびりやっていると注意されますので気を付けて下さい。

 

1年間アウトサイドファームでやってきた私が今思うことは、初めからコスタで働いておけば良かったということです。

そうすればお金がもっと貯まっていたはずです(´;ω;`)

コスタはルール的にも体力的にも精神的にも厳しい面が多いですが、確実に稼げるので、私個人的な意見としてはオススメします!

 

 

最後に

コフスハーバーのコスタでは、12月でラズベリーシーズンが一旦終了し、2月中旬頃からまたシーズンが再開するとのことです。

ビザもお金も確実にゲットしたい方は、ぜひコスタへ申請してみてください。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 コスタの申請方法はこちら

jmstorybox.info