まる旅ログ

仕事を辞めてオーストラリアに飛び出し、3年間過ごした喜怒哀楽の記録。

【オーストラリア】車のレジョの更新方法を3ステップで解説。~NSW州の例~

 

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オーストラリアで車を持っていると避けられない「レジョ更新」。

この記事では、車のレジョ更新方法についてを書いていきたいと思います。

 

レジョには期限があり、期限をすぎてしまうと運転することが出来ません。でもレジョ更新はどうやってすればいいのか分からないという人もいるのではないでしょうか。

 

レジョを更新するために費用はどのくらいかかるんだろう・・・

 

レジョ更新について不安があっても大丈夫です。3ステップだけで簡単にできますよ。

それぞれ詳しく解説していきますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

 

ステップ① ピンクスリップをもらう

ピンクスリップとは、Safety inspectionとも呼ばれ、車が道路で正常に動くかどうかを証明するものです。

 

Safety Check ができる整備工場へ

ピンクスリップがもらえる整備工場ともらえない整備工場があるので、事前にSafety Checkが出来る場所を探しましょう。

 

このURLで簡単に探すことが出来ます。

https://www.rms.nsw.gov.au/cgi-bin/index.cgi?action=esafetycheck.form

 

また、直接整備工場を探しに行った場合でも、e-Safety Checkのマークがあったり、pinkslipの文字があれば大丈夫です。

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実際に私たちが行った整備工場

 

チェックしてもらう

チェックだけで42ドルかかり、チェックして不具合があればその修理代は別でかかります。

チェックは約10分で終わります。最初はライトやウインカーやブレーキランプ、窓の開け閉めなどのチェックをし、その後整備士の方がドライブテストをします。ブレーキの強さなどを確認していました。

 

僕たちはその場ですぐにチェックしてもらったけど、予約が必要な場合もあるので確認が必要だよ。

 

不具合があれば’修理

私たちの場合、2点の小さな修正点がありました。

ライトの焦点がずれていたことと、ダッシュボードに貼ってあったカバーが空気口を塞いでいたことです。

ダッシュボードのカバーはその場で外して、合格へ。ライトは30ドルかかりましたがすぐに調節をしてくれ、これも合格。

ということで無事にSafety Checkを合格し、ピンクスリップをもらえました。

全部で30分程度、チェックとライトの修理で72ドルかかりました。

 

そこで、ピンクスリップの証明が紙で手渡されます。

この紙を私たちがどこかへ持って行って手続きする、ということはないです。

整備工場からピンクスリップのデータが車検管轄機関(RMS)に自動的に送られるからです。

 

ステップ② グリーンスリップをもらう

グリーンスリップはCTP保険のことです。この車で事故を起こした場合の、死亡・人身傷害をカバーするものです。

 

保険会社の見積もりを比較

ネットや周りの人から聞いた保険会社で買ってもいいですし、どの保険会社が良いのか分からない場合は、複数社の見積もりを比較して決めるのも良いと思います。

 

以下のNSW政府のホームページからも比較できます。

https://www.greenslips.nsw.gov.au/

 

お金を支払う

保険会社を決めたら、お金を支払いグリーンスリップをもらいます。

料金はドライバーの年齢や経歴などにより異なります。

私たちは1年間の保険で、料金は543.76ドルでした。

 

こちらもピンクスリップと一緒で、データが自動的に届くので、料金を支払うだけで大丈夫です。

 

ステップ③ 更新手続きをする

ピンクスリップとグリーンスリップをもらったら、あとは更新の手続きをするだけです。3か月と半年と1年間のいずれかの期間を選ぶことが出来ます。

 

ホームページから簡単に申請できる

NSW Serviceのホームページの「rego renew」という項目に入ります。

https://www.service.nsw.gov.au/transaction/renew-vehicle-registration

 

私たちはグリーンスリップをもらってすぐに、このホームページに入り手続きをしました。ピンクスリップのデータはもちろん、すでにグリーンスリップのデータも入っていたので、データ反映までに待つ時間も必要なく、スムーズに申請できます。

 

私たちは1年間のレジョ更新をしました。

レジョ費用が68ドル、車両税が479ドル、プラス税で全部で549.41ドルでした。

 

レジョの期間を確認

レジョの更新手続きが完了したら、期間が延長されているか実際に目で確認しておきましょう。

 

NSW serviceのホームページから確認できます。

https://www.service.nsw.gov.au/transaction/check-vehicle-registration

 

またレジョの期限が切れる前に申請をしても、もともと期限が切れる日から3か月、半年、もしくは1年延びることになります。

 

例えば私たちの場合。

もともとのレジョ終了日 2021年4月14日

レジョ更新手続き日 2021年3月17日

新しいレジョ終了日 2022年4月14日

 なので、期限が切れる前に申請しても期限が短くなることはないので、ご安心を。

 

 

レジョ更新費用の合計は?

私たちが1年間のレジョ更新のためにかかった費用は、合計1165.17ドルでした。

 

<内訳>

ピンクスリップ42ドル

ライト焦点調節30ドル

グリーンスリップ543.76ドル

レジョ費用68ドル

車両税479ドル

 

1000ドル超えの出費。結構痛いなあ。。。

 

お金がかかることなので、車を買う際はレジョがどれだけあるかもきちんと確認しておくと良いと思います。

 

まとめ

オーストラリアの車のレジョ更新の方法をまとめました。

 

こちらのNSW州のホームページでも確認できますので、ご参考にしてください。

https://www.rms.nsw.gov.au/roads/vehicle-registration/renewing-vehicle/how-to-renew-registration.html

 

ピンクスリップの取得だけ、予約が必要になったり、修理しないといけなくなったりと時間がかかる可能性があります。なので余裕を持って準備すると良いと思います。

 

どなたかのお役に立てたら嬉しいです。

ではでは(*´▽`*)

 

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