まる旅ログ

仕事を辞めてオーストラリアに飛び出し、3年間過ごした喜怒哀楽の記録。

【ロードトリップ】~フレーザー島編~許可証の取り方とインスキップからの入り方

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こんにちは!

 

 

今日はついにフレーザー島に上陸しました!!フレーザー島とは世界最大の砂の島で世界遺産にも登録されています。

フレーザー島上陸までの1日の流れをシェアしたいと思います。フレーザー島までの行き方、許可証についてなども書いているのでぜひ参考にしてください(^O^)

 

 

 

 

許可証を購入する

 

フレーザー島は世界最大の砂の島であり、何十キロものビーチドライブを楽しめます。夜は海辺でキャンピングというのも良いですね。オフロード好きだけでなく誰もが冒険心をくすぐられる、そんな場所です。ですが、フレーザー島に自分で車を持って行きドライブする、またはキャンプするには許可が必要なのです。

 

必要な許可証の種類

申請が必要な許可証は2種類あります。

 

Vehicle permission(車両通行証)

これはフレーザー島に自分で車を持って行く場合に申請が必要なものです。車1台につき1つの許可証が必要です。地域や期間によって価格が異なります。

私たちは、地域:フレーザー島・期間:1ヶ月間のものを申請し、87.60 ドルでした。

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車両通行証

 

Camping permission (キャンプ許可証)

これはフレーザー島でキャンプをする際に申請が必要なものです。1人1泊6.85ドルかかります。これを申請して予約番号と個人情報を書いたタグ(または印刷)を車かテントに提示しておいておかないといけません。この許可証がなくキャンプ場に宿泊することは出来ませんので注意してください。

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キャンプ費用

 

購入方法

どちらも2通りの購入方法があります。

 

ネットで購入

QLD州のホームページから簡単に予約・購入が出来ます。クレジットカードで支払います。https://qpws.usedirect.com/qpws/

いつでも購入できるので、直前でも大丈夫です。

 

ガソリンスタンドで購入

フレーザー島への入り口の1つであるインスキップのそばのレインボービーチに、ガソリンスタンドShellがあります。ここでは、許可証やフェリーチケットなども購入できるようになっています。インスキップに行く前にこちらに寄って、許可証をもらって行くのもありですね。

〈Shellの住所はこちら↓〉

36 Rainbow Beach Rd, Rainbow Beach QLD 4581

 

Camping permissionについては電話でも購入可能

電話番号137468        

ガソリンスタンドのおばちゃんには、ここは24時間営業だからいつでも電話して予約できると言われましたが、実際にフレーザー島で夕方5時頃に電話をしても繋がりませんでした。なので確かではないです。

 

 

フェリーに乗る

インスキップから車と一緒にフレーザー島へ入るのなら、毎日運航しているフェリー(Barge)に乗ります。

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インスキップからのフェリー

 

フェリーチケットを購入する

フェリーのチケットは、許可証と同じくレインボービーチのシェルで購入することが出来ます。車1台につき1枚のチケットが必要です。

往復:130ドル、片道:85ドル


順番待ちをする

このフェリーには正確な時刻表がありません。

朝6時~夕方5時15分までの間、フレーザー島とインスキップを往復しています。自分が行きたいと思う時間にフェリー乗り場へ行き、フェリーが来るのを待っておきましょう。混雑している時は、長く待つ必要があります。

 

 

フレーザー島上陸

チケットを買って、順番待ちをしてフェリーに乗ったら、いよいよフレーザー島上陸です。

フェリーに乗っている時間は乗り降り含めて約30分ほどです。その間車から降りて海を眺めることもできます。フレーザー島に着いたら、本土に帰る人の車が並んでいるので、気を付けて運転しましょう。

 

 

 

インスキップについて

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インスキップ

インスキップは、フレーザー島入口にしてフレーザー島内のロードよりも難しいと言われています。砂が柔らかくてフカフカなのでタイヤがスタックしやすいのです。ここでスタックされた車を別の車が引っ張って助けるという動画をいくつも見たことがあります。

そこでインスキップをうまく通過するポイントを挙げましたので、ぜひ参考にしてみてください。

 

タイヤの空気圧を抜く

一般的に、ビーチの上を走る時はタイヤの空気圧を低くするように言われます。これはタイヤの空気圧を下げて地面に当たる表面積を大きくし、スタックされないようにするためです。

インスキップに入る前の駐車場または柔らかい砂の手前で、1度車を止めましょう。そこですべてのタイヤの空気圧を18-20psiまで下げます。

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タイヤの空気圧を下げている様子

 もし空気圧の測定をする器具を持っていない人は、レインボービーチのガソリンスタンドシェルで空気圧を抜いてからインスキップまで来ることが出来ます。その際、タイヤの空気圧が無い状態で普通の道路を10分程走る必要があるので十分に気を付けてください。

 

ギアを変更する

4WDのギアをロウに、通常のギアをに変更してから走行します。

柔らかい砂の上ではロウギアを使います。

 

一気に走り抜ける

スタックされないためには一気に走ることが大切です。途中でブレーキを踏んだり、止まったりせず、勢いよく行きましょう。

 

 

私の失敗談

フレーザー島へ行く日の朝、レインボービーチのシェルで車両許可証とフェリーチケットを購入しました。その時にキャンプ許可証も買うつもりだったのですが、その時はまだどこに泊まるか決めておらず、そのことを伝えるとシェルのおばさんがこう言いました。

「フレーザー島に入ってキャンプ場を決めたら、その時にこの電話番号に電話をして予約すると良いよ。24時間やっているから」と。

フレーザー島に行ったことが無く、どのキャンプ場が私たちに合っているか分からなかったので、フレーザー島で電話をすることにしました。

しかしこれが、間違った選択だったのです。。。。

 

フレーザー島に入り、ドライブをひたすら楽しんだ私たち。今日のキャンプ場をCentral Stationにしようと決めました。が、なんと電波が繋がらず電話が使えない。あれ、おばちゃん電話で切るって言ってたやんか・・・。

マップを見るとここに電話のマークを発見!公衆電話らしきものがあったので、これで予約できると思ったところ、まさかの故障中で使えず

 

Central Station付近でのキャンプは諦め、電波マークのあるEurongという海外沿いへ再び移動することにしました。せっかくデコボコの砂の山道を通ってCentralに来たのに。。。

約30分後、Eurong到着。しかし電波はゼロで、またもや電話が使えず。ですが、ここにはホテルがあったのでホテルの人に言って電話を借り、ようやくキャンプ予約用の電話番号に電話が出来ました。その時には17時を過ぎ、すでに暗くなり始めていました。

 

・・・でもここで終わりません。なんと電話は繋がらず、ホテルの人に事情を説明すると、どうやら既に営業時間外だったようです。どゆこと?24時間って言ってたような。。。でもあれは私の聞き間違いだったのかな。。。そこから確かに24時間営業にする必要はないよなあと思い出し、おそらく私の聞き間違いだったと思い直しました。

 

つまり今日宿泊する場所が無い大ピンチな状況。

その時、心優しいホテルのカウンターの方が調べてくださってDilli Villageはまだ開いてるからそこに電話してみてと言ってもらい、電話をすることに。テント泊できるということだったので、そちらに移動し、ようやく今夜の宿泊所にたどり着いたという感じでした。ただ、ここは州が管轄しているキャンプ場と違ってプライベートなカラバンパークだったので、お値段が少し高めでした。(2人1泊パワーサイト45ドル)

でも寝る場所があるだけ本当に良かったです。

 

このように、私たちみたいにその場で決めようというのは少し危険かもしれません。

何でも事前に計画をして予約をしてから行くのが良いですね。

 

―――ちなみに、後で知ったこと―――

フレーザー島の電波マークがある場所はTelstraのみ使えるということ。

私のSIMはOptusだったから電波なかったんです。彼氏のSIMはTelstraだったから彼のスマホを見れば良かったのに。。。という後悔は砂の下に沈めておきます(笑)

Telstraを使っている方は(場所は限られますが)フレーザー島でもネットが使えるのでその場で予約もできます。安心してください!!

 

まとめ

フレーザー島へ行く前の準備、インスキップを通るポイントなどをまとめました。

重要なのは、許可証をもらうこととタイヤの空気を抜くことです。また、私たちみたいに彷徨わないよう、事前にキャンプ場の予約をすることをお勧めします。

少しでも参考になれば嬉しいです。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

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